■ サプライチェーンの時系列で捉える「復興関連」注目銘柄リスト
ニュースの本面では建設会社(ゼネコン)が注目されがちですが、物流や現場の視点から見ると、復興特需には明確な「順序」があります。その時系列に沿って、監視リストに入れるべき本命銘柄を整理しました。
- 【初動:まず真っ先に動く】建機・インフラセクター
瓦礫の撤去や土地の整地からすべてが始まります。ここで圧倒的なシェアを持つ世界的なメーカーが最優先で動きます。
・コマツ(6301)
建機で世界2位。無人化・自動化されたICT建機に強みがあり、人手不足が予想される復興現場でも本命中の本命。高配当・累進配当銘柄としても魅力的な優良株です。
・日立建機(6305)
油圧ショベルなど、大規模な土木作業に不可欠な重機に強み。インフラ再建の初期フェーズで確実に需要が回ってくる企業です。
- 【第2波:計画の具体化で動く】プラント・エンジニアリングセクター
初期の整地が終わり、エネルギーインフラやライフライン、大型施設の再建計画が本格化する段階で、巨大プロジェクトを一手に引き受けるのがこのセクターです。
・千代田化工建設(6366)
エネルギーや環境プラントに強みを持つ御三家の一角。国内外の大規模インフラ再建において、高度な設計・建設技術が必要とされる局面で外せない本命銘柄です。
・日揮ホールディングス(1963)
海外での大型プラント建設で圧倒的な実績。国レベルの巨大インフラ復興プロジェクトを受注する可能性が高い実力派です。
・東洋エンジニアリング(6330)
肥料・化学プラントなどに強み。新興国や中東での実績も豊富で、生活インフラの基盤再建時に強みを発揮します。
- 【常時稼働:すべてを支える】海運セクター
建機を運ぶにも、鉄鋼やセメントなどの膨大な資材を運ぶにも、すべては船による輸送が必要です。戦争終結による航路の安全性回復と、物流量の増加のダブルで恩恵を受けます。
・日本郵船(9101) / 商船三井(9104)
言わずと知れた高配当株の代表格ですが、地政学リスクの低下によるサプライチェーン正常化と、実需を伴う輸送量増加が期待できるため、ポートフォリオの土台として監視を続けたいセクターです。



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